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長島千比呂と行くインドヨガリトリート2015 自分の中にある「知らないこと・もの」
こんにちは、Sophieです。
明日、日本へ帰国します!
北インドの10日間のヨガリトリートをご報告させていただきいただきます。
ヒマラヤの麓、ルドラヤプラヤグでのちひろ先生との瞑想の旅。
今回のリトリートでは大自然の中に溶け込みゆったりとしていたような、新しい場所に心を動かした忙しなさがあるような。
そんな不思議な時間を私は過ごしていました。
今回の旅は「なにもしないこと」。
普段の日常の生活で増えすぎた、モノを手放していくこと。
それは感情かもしれないし、背負っている責務や肩書きかもしれないし、所有しすぎた物かもしれません。
その増えすぎたモノを見つめ、手放していく旅でした。そして、瞑想をできるようにすることも今回のリトリートの目的でもありました。
ヨガをやると「この感情はダメ」「仕事のことは考えてはダメ」というような蓋をする方法をとりやすくなります。そうではなく、心が動けば、動くままに、ありのままに見ていく、そのこころが奏でる音を自然の中で聞いて見てみてください。
それを聞くことでいらないものを破壊すること、無くしていくとに繋がっていく。
ちひろ先生はそう教えてくださいました。
「瞑想の旅」ではいろいろな場所で瞑想を体験することができました。
朝日が昇るなかでのヨガのクラス
小鳥のさえずりや、ガンガーの川の流れガンジス川の聞こえる自然の中
現在にまで静寂が保たれている洞窟の中
こころは絶え間なく動き、話しかけてきます。その動きを「直視」していくこと。良いや悪いと判断せずその動きを知ること。
こころの平安を得るためには、「動く心」を知らなくてはならないのだということ改めて感じることが出来ました。
見たくない感情に蓋をして、その思いが生まれたことさえ自分が自分に嘘をつき、誤魔化していくとその見たくない物は、また生まれ苦しめて来ます。
動きを知り、直視することは、その後の手放すことに繋がっていくことを体験しました。
知らないことは手放しようにも手放せません。
しかし、それを知ることで、手放す事、無くなることに気が付けました。
自分の中にある「知らないこと・もの」を知ることが大切なのだなと思います。
それが瞑想の第一歩なのかと思いました。
今回のリトリートでは、日常でなかなか触れられない、大自然に触れることができました。
それはルドラヤプラヤグの広大な自然。
偉大で、神聖な川、ガンガー。
それは多くの人々が大事に大切にしてきたもの。
それは見ているだけで、見ているものを許してくれるような、大きいものでした。
それだけで、今まで抱え込んでいた余分なものを手放させてくれるようでした。
大きく包んでくれる自然の中で、自然のままに動くこころをいつもより、優しく見てあげられたように思います。普段では鋭く罰するように心を見ていたことにも気がつきました。
溜め込み、抱く感情や、背負うものは悪いものばかりではなく生きているからこそ得られるものだということもリトリートで改めて感じることができました。
そして時にそれを整理していく時間を持つことが大切です。「何もしないといこと」に抵抗のあった私も自然のままにいていいことを教えてくれました。
インドは最初は戸惑うことも多いですが、リトリートだからこそ感じられるインドの良さに触れさせてもらいました。
安全に旅をすることはとても大切なこと。そこにはたくさんの人の繋がりによって守られているのだなと気がつくことができました。
感謝の思いでいっぱいです!
お土産や土産話をたくさん持って日本へ帰ります!
namaste.
Sophie