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TTC(RYT 200)最初の講義は、マントラのクラスから始めました。
マントラとは、真言のこと。
その真言(フレーズ)を声に出して、あるいは心の中で唱えます。
マントラは数え切れないほど限りなくあります。
その中で、クラスの前、ヨガの練習を始める前に唱えるガヤトリーマントラをやりました。
TTC生の中には、マントラを始めて聴くという人もいました。
マントラは、サンスクリット語です。
私たち日本人には、その訳を解釈できる人はほとんどいません。
そのため、ただの音の響きだけのように、思ってしまう人もいるのかもしれません。
しかしながら、全てのマントラには意味があります。
そして、その意味に伴い、マントラを唱える理由やタイミングによって使い分けられています。
今回のクラスでは、このガヤトリーマントラの日本語訳を伝え、
その意味をグループワークを通じて、解釈していきました。
マントラを唱えることで、音の響きとともに伝わってきた
先人たちの想いや智慧を感じることができます。
ヨガは、哲学と体験の両輪で理解をします。
講義の中で、マントラの意味を学び、熟考をします。
そして、クラスの最後にマントラを唱えます。それを、体験します。
クラスの中で、「マントラに意味があると思わなかった」という意見がありました。
もちろん、サンスクリット語で意味が分からないからという理由もあったかもしれませんが、
「ただ気持ちを落ち着かせるためだけの音」という認識だった方も多いようです。
ヨガというと、「こころをまっさらにすること」というイメージばかりが先行します。
「何も考えなくていい」、「全てのことを手放していい」、「あるがままでいい」
そんな優しいフレーズばかりが、目につきます。
しかし、自身のこころの葛藤や動きに目を向けずには、静寂はありえません。
揺れ動くこころを知らない限り、それをなだめること、鎮めることはできません。
こころの落ち着きは、他人からの優しい言葉でやってくるものではありません。
ヨガの道は、自分で自分をコントロールして、静寂へと導くこと。
その道には、たくさんのことがあります。
TTCの始まりとともに、生徒の皆さんは、そのヨガの道が長いことに気づいたと思います。
知らなかったことに気がつくこと。最初の一歩のはじまりです。
皆さん、ヨガの道のスタートラインに立ちました。