-
インドへの旅
-
海神祭(ハーリー)沖縄の音の響き
-
aikoさん素敵なコメントありがとうっ~!!
-
宇宙とつながるインド流占星術
-
アーユルヴェーダ太陽との待ち合わせ
-
私たちのできること @kSaNaYoga自由が丘&たまプラーザ
-
読書の秋オススメの本をご紹介♪
-
Shoji. 【南インド5】 空白の標
-
Sophie 夏のほろにがい思い出
-
クシャナヨガ-自由が丘Vol.2-kSaNa Yoga School
-
ウミガメに遭遇!! ~沖縄スーサイド~
-
【謹賀新年】皆様にとって2015年が素敵な年となりますように!
Chihiroのヨガ旅【南インド】Vol.12 あてのない旅へ
3日目は、まちにまったサーフィン!!
日本から持ってきてもらった、ボード♪
借りていたテールが割れているボードとも
これでおさらば~!!
私たちが滞在していたのは、コヴァーラムビーチ。
ここは、知る人ぞ知るサーフポイントらしく、
西洋人のサーファーをたまに見かける。
波はというと…
海のコンディションは見ため以上にハードで
ゲッティングアウトはかなりハードかつカレントも強いので、
ファン、メローを好む人、初心者には不向き
やっと思い出、アウトにでても、
なかなか恐怖心から波を狙いにいけない・・・
しかし、テイクオフすると波のボトムの広さがすごい!
旦那さんいわく・・・
「インドの道より広い!道路二車線ある!(笑)」
それは、いいすぎ? と思うけど、
まるでスケボーに乗っているのと変わらないくらい
板は自由に動く。
この日も、私たち2人と、カリフォルニアから来ていた
とっても上手なサーファーのたった3人。
なんて幸せなんだろうっ!!
このつかの間の幸せは、
あっというまに終わってしまうのでした…
カリフォルニアのサーファーが海からあがって、
しばらくすると、1人のブラジリアンの女の子が
浅瀬で泳いでいたつもりなのでしょうが、
カレントにのって、沖まで流されてきた。
「Help me!」といわれ、もちろんほっとけはおけず、
彼女がパニックにならないように声をかけ、
ボードに乗せてビーチへ。
そこからが、大変でした…
日ごろから、このビーチはライフガードがいて、
サーファーに対して、常にピーピーと警戒の笛をならしている。
確かに、危険な海なので、当然なんですが。
ビーチに着くと、40~50人以上のインド人の群れが
そして、激怒している数人のライフガード。
彼らは、やっとの思いで岸に着いた私たちに向かって
罵声をとばし、私からボードをひったくり、
リーシュでつながれた、私の足は引っ張られながら、
やっとの思いで砂浜に。
なぜだか私に激怒しているライフガードたちは、
私のボードを蹴ったり、その上に立ったり、
つられて野次馬のインド人たちもサンダルのままボードの上に…
しかも、私のボードを警察へ持っていく!? と
おいおい。。。(×_×)
溺れていたブラジルのカップルはライフガードに介抱され、
早々と消えてしった。
残された私は罵声の集中砲火!こんなに怒られるとは?!
野次馬は記念とばかりに写真を撮っている。
ついつい興奮してしまった私も、抵抗してみるが歯が立たず、
ボードは隠されてしまった。
「もうお前らはホテルへ帰れ!」とライフガードに言われる始末。
私はいったんホテルに戻り、シャワーを浴び、
着替えて再びビーチへ。
案の定、ボードは警察へ持っていかれた後だった。
「欲しければ、自分で取りにいけば!」と
上から目線のライフガードたち・・・
仕方なく、私たちは2人で警察へ行くことに。
警察へ行くと、完全に勘違いしている警察官たちに取り囲まれた。
「ライフガードの注意を何度も振り切り、勝手にサーフィンを
したげく、私が溺れてライフガードに助けられた。
しかも、サーフボードは違法レンタルで借りたもの。」
という筋書きを信じ込んでいる警察官たちは、
私の話など取り合ってくれず・・・
「本当にレンタルボードじゃないかを調べるために、
1週間ボードを預かる」といわれた。
けれど私は引き下がらない。
「空港に問い合わせれば、すぐにわかるはず!」
と主張すると、
「・・・じゃ、3日で」と話がコロッとかわる。
それでも3日とは・・・
電話確認にどれだけ時間がかかるんだ?!
と、思わずふきだしてしまった。
5分、10分・・・と時間が過ぎる。
と比例して、1人、また1人と警察官が私たちから離れていく。
あきっぽいらしい。
30分以上の押し問答の末、遂に警官がギブアップ。
「わかったよ、持ってとっとと帰れ!」
よしっ!なんとかその場でボードを返してもら事に成功!!
足跡だらけのサーフボードとリキシャードライバー。
特に意味はないけど記念のワンショット。
ライフガードや野次馬たちをよそ目に、
警察から無事取り戻したボードを自慢げにビーチへ。
クレイジーな日本人という声が聞こえてきそうな冷ややかな目や、
「よくやった!」と握手をもとめてくる地元の人も。
賛否両論。いたしかたない。
どちらにしろ、明日からこのビーチでは、
さすがにサーフィンできないね、と2人で困っていると、
1人のイギリス人サーファーに話しかけられる。
昼間の一部始終を見ていたらしく、
「So funny!」と腹をかかえて笑ってくれた。
そして、自分が昨日まで滞在していたという、
別のサーフポイントを教えてくれた。
紹介してくれたのは、ポンディシェリ。
彼いわく、そこは白い砂浜、きれいなビーチ、ファンウェーブ
そして、ノーライフガード!!
そのとても素敵な響きに、明日はそこへ行こう! と決定。
ホテルに帰って、調べてみると、
そこは、私たちが滞在している反対側、インド東岸部。
なんと車で13時間!
まぁ、でもとりあえず行ってみよう!
と、さっそく荷造りをはじめ、夜中3時に出発することに。
出発前、夕食をビーチ前のテラスでとっていると、
さっきのイギリス人サーファーに再会。
一緒にディナーをとることに。
彼の名前は、エリオット。フォトグラファー。
カメラの仕事と・・・あとはバイトで稼いでいる。
6ヶ月間はイギリスで働いて、
残りの6ヶ月はサーフトリップ。
そんなライフスタイルを何年も続けているらしい。
今回はインド&スリランカで、インドにはすでに4ヶ月。
そろそろ、スリランカ入りしようかな~
と話す彼は、実に自由人。
私たちの、自由な旅も、13時間の車中から始まる。