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長島千比呂と行くインドヨガリトリート2015 食べるということの純粋な喜び
こんにちは、ヨガカフェ「Sukham(スカン)」のカズエです。
今回、私もヨガの体験を深めること、インド料理のさらなる勉強のため、ヨガリトリートに参加しインドまでやってきました。
先日は宿泊しているモナルリゾートホテルのキッチンにお願いして入らせていただき、私たちの昼食となるカレーと、チャパティ作りを見学させていただきました。
昼食時間は12時半から。作り出すのは12時。三人のコックが、それぞれ三品のカレーと、二品の中華、そしてチャパティを、なんと30分で作りあげてしまいました。
私は今後のヨギプレートの参考にと、カレー作りに見入ります。
まず作り出したのは、カリフラワーのサブジ。
フライパンに野菜とスパイスを次々投入し、ガンガンの強火で炒め合わせていきます。
火を通している間にもう一つのコンロでダルカレーを。ホワイトロビアという、黒目豆を使ったカレーです。
あらかじめ柔らかく煮て味付けた黒目豆や、玉ねぎとトマトを煮込んで作ったベースを使うので、こちらもあっという間に出来上がります。
鍋に油とクミンシードを入れて、紫玉ねぎ、トマト、豆、パウダースパイス、前述のベースを馴染ませた後、水を入れて煮込んでいる間に、三品目のパニールのカレーにとりかかります。
これも豆のカレーと同様に、鍋にトマトまで入れたらパニールを投入し、今度は玉ねぎと生姜、ニンニク、少量のトマトで作ったペーストを入れて馴染ませ、水を入れて煮込みます。
最後に、北インドらしくバターをそれぞれのカレーにたっぷり入れて出来上がり。
どれも煮込み時間はほんの数分。ものの10分程で作りあげてしまうのには驚きでした。
日本で本格的なカレーというと、多種のスパイスを使い、コトコトじっくり煮込む…というイメージですが、本来は毎日毎食食べるもの。
サッと手早く作れることが基本です。
それにしても、フライパンにおたまで調味料を加えていき、手でスパイスを適当に入れ、強火でガンガンに火を入れていく様は、まるで中華を作っている様で、カレー作りの概念を覆されます。
その手早さには本当に目を見張りました。
同様にチャパティも、生地を広げてはフライパンで焼き、網に移してふくらまし…同時に二枚、三枚と焼き上げていきます。
生地が大福のように柔らかく、たっぷりの打ち粉をして伸ばしている点が、今まで作ってきたものと違うので参考になりました。
スカンで出しているカレーは南インドのものが中心ですが、日本人が慣れ親しんでいるのは北インドのカレーだと思います。
北インドのカレーはナンなどの小麦粉から作るロティに合い、寒い地方なので濃厚な味わいが特徴。
毎日食べるにはヘビーかな?と思っていましたが、やはりその土地で食べればその味が体に合うようで、毎食食べても飽きないね、と皆口を揃えて言い、日に日に食欲が増していくのが不思議です。
日本もまだ寒い季節です。スカンに戻ったら、ここで覚えた北インドカレーを、ヨギプレートの一品として出せたらと考えています。楽しみにしてて下さい!
今回の渡印で、インド料理を勉強すべく、色々なものを食べよう!と気合充分でした。
料理人の仕事をしていると毎日の食事もどこか仕事の延長線上になりがち「何のスパイスを使っているのだろう?」「今度スカンのメニューに活かせるかな?」など、
純粋に食事を楽しむというよりかは、どこかでスカンのことが頭をよぎります。
けれども今回のインドヨガリトリートで、いろんなことを手放すことができました。
毎日のヨガを通じて、多くのことを考え悩んでいるいる自分に気が付き、
それらからいつの間にか解放されていきました。
日に日に、毎食毎食、他の参加者の人たちと食事を重ねていくたびに、
食事、食べるということの純粋な喜びを思い出した気がします。
その喜びを思い出せたことは、その喜びを提供する料理人として大きな糧になると思います。
日本に帰ってからのスカンで、その喜びをみなさんに味わっていただけたら幸いです。
Kazue