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タイヨガマッサージの教えは、命を紡いで繋がれていく
タイヨガマッサージの教えは、命を紡いで繋がれていきます。
その知らせは突然にやってきました。
タイマッサージの先生が亡くなったという知らせでした。あまりに突然の知らせで、はじめは人違いや嘘なのではないかとも思っていました。
時間が経つにつれ、様々な人から連絡があったりして本当の事なのだと言うことを認識しました。
その先生からは、いま、自分が施術の中で大切にしていることや、人に伝える時に大切にしている多くのことを教わりました。
手技やテクニックだけでなく、ルーツや軸を教わりました。
その方はいつも師匠から教わったことを大切にブレずに伝えてくれました。
突然、その先生がもういないという大きな喪失感が襲ってきました。
これまでは、あって当たり前、無くなるという事を想像すらしていませんでした。
すると急に、これからも教わったことを伝えていけるのか、間違っていないか迷ったり、不安になったりした時、どうしたらいいのか怖くなりました。
しばらくはどうしていいのかわからず、ただ悶々と自分の中で不安や喪失感を抱えている状態でした。
それでも日々、施術をしている中、教えや学びが蘇ってきます。
その先生のクラスでは、いつもクラス前後にお祈りを唱えまていました。生徒の時もいつも唱えていたお祈り。
卒業後、施術や伝えるということに少し悩んでいた時にふとWSに参加したことがありました。
その時、お祈りを唱えながら、涙が溢れそうでした。本当に、この場があって、こうして一緒にお祈りを唱えてくれる先生や仲間がいることに、心から感謝し、安心しました。
お祈りの時、先生も涙を流していたのがとても印象に残っています。
その体験をした時、お祈りをすることの意味や繋がりを実感することができたように感じます。
いま、こうしてタイマッサージをしていることや教わっていること、伝えている事が、ずっと守られ、続いてきているものだという事を改めて体験として理解できたように思います。
それからも、様々な時にそのお祈りの体験が大きな支えになりました。
あの場所につながっている、という安心感がありました。
いつも、同じように開き、迎え入れてくれていた先生とその場所。自分にとって、とても大切だったということに改めて気がつきました。
しばらくして、共に学んだ仲間と会う機会があり、その先生にもいろいろなことがあったことを知りました。
喜びや幸せだけでなく、苦しみや悲しみ、葛藤があったであろうことを知った時、先生も同じ人なんだ、と思いました。
それでも、どんな時でも、クラスのときはまっすぐにタイマッサージに、生徒に、教えに真摯に向き合ってくれていたことに改めて尊敬と感謝を感じました。
その先生と一緒にお祈りを唱えることはできなくなってしまったけれど、お祈りをする時には先生やあの場所やあの瞬間の感覚が蘇ってきて、あの時の教えや学びは生きている、これからも生かしていかなくはならない、と思うようになりました。
その先生はもういないですし、先生のようになることはできないかもしれないけれど、先生からの教えや学びは大切にしていくこと、生かしていくことはできる、そうしたい、と思うようになりました。
先生からは与えられているばかりで、恩返しもできていませんでした。
その先生からの教えや学びが自分を通してまた繋げて行く事が、せめてもの恩返しになっていればと思います。
先生、本当にありがとうございました。
これからも、精進いたします。
Wai
宮入周
http://ksana-yoga.com/nandin/images/202210Thai_Yoga_Basic.pdf
タイヨガマッサージの教えは、命を紡いで繋がれていきます。
その知らせは突然にやってきました。
タイマッサージの先生が亡くなったという知らせでした。あまりに突然の知らせで、はじめは人違いや嘘なのではないかとも思っていました。
時間が経つにつれ、様々な人から連絡があったりして本当の事なのだと言うことを認識しました。
その先生からは、いま、自分が施術の中で大切にしていることや、人に伝える時に大切にしている多くのことを教わりました。
手技やテクニックだけでなく、ルーツや軸を教わりました。
その方はいつも師匠から教わったことを大切にブレずに伝えてくれました。
突然、その先生がもういないという大きな喪失感が襲ってきました。
これまでは、あって当たり前、無くなるという事を想像すらしていませんでした。
すると急に、これからも教わったことを伝えていけるのか、間違っていないか迷ったり、不安になったりした時、どうしたらいいのか怖くなりました。
しばらくはどうしていいのかわからず、ただ悶々と自分の中で不安や喪失感を抱えている状態でした。
それでも日々、施術をしている中、教えや学びが蘇ってきます。
その先生のクラスでは、いつもクラス前後にお祈りを唱えまていました。生徒の時もいつも唱えていたお祈り。
卒業後、施術や伝えるということに少し悩んでいた時にふとWSに参加したことがありました。
その時、お祈りを唱えながら、涙が溢れそうでした。本当に、この場があって、こうして一緒にお祈りを唱えてくれる先生や仲間がいることに、心から感謝し、安心しました。
お祈りの時、先生も涙を流していたのがとても印象に残っています。
その体験をした時、お祈りをすることの意味や繋がりを実感することができたように感じます。
いま、こうしてタイマッサージをしていることや教わっていること、伝えている事が、ずっと守られ、続いてきているものだという事を改めて体験として理解できたように思います。
それからも、様々な時にそのお祈りの体験が大きな支えになりました。
あの場所につながっている、という安心感がありました。
いつも、同じように開き、迎え入れてくれていた先生とその場所。自分にとって、とても大切だったということに改めて気がつきました。
しばらくして、共に学んだ仲間と会う機会があり、その先生にもいろいろなことがあったことを知りました。
喜びや幸せだけでなく、苦しみや悲しみ、葛藤があったであろうことを知った時、先生も同じ人なんだ、と思いました。
それでも、どんな時でも、クラスのときはまっすぐにタイマッサージに、生徒に、教えに真摯に向き合ってくれていたことに改めて尊敬と感謝を感じました。
その先生と一緒にお祈りを唱えることはできなくなってしまったけれど、お祈りをする時には先生やあの場所やあの瞬間の感覚が蘇ってきて、あの時の教えや学びは生きている、これからも生かしていかなくはならない、と思うようになりました。
その先生はもういないですし、先生のようになることはできないかもしれないけれど、先生からの教えや学びは大切にしていくこと、生かしていくことはできる、そうしたい、と思うようになりました。
先生からは与えられているばかりで、恩返しもできていませんでした。
その先生からの教えや学びが自分を通してまた繋げて行く事が、せめてもの恩返しになっていればと思います。
先生、本当にありがとうございました。
これからも、精進いたします。
Wai
宮入周
http://ksana-yoga.com/nandin/images/202210Thai_Yoga_Basic.pdf