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8月4日（日）にヨガセラピー“食”WSを開催しました。
暑い中、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
定員を超える申し込みがあり、日程が合わず今回は参加を断念されたとおっしゃる方も多く、
改めて「ヨガ的“食”」というテーマに、多くの方が関心を抱いていることを実感しました。

今回のWSは、講義→料理教室→ランチ、という3段階の流れで行いました。

講義では、食べることもヨガの一つであること、食が感情や活動に与える影響、
食べ合わせや摂取方法、トリグナ（サットヴァ、ラジャス、タマス）についての説明など、
ヨガセラピーに基づいた食の考え方についてお話しました。
一般的な栄養学とは全く違う“ヨガにおける食”の新しい知識や考え方に出会い、
食に対する意識の世界が広がったのではないかと思います。

場所を変え、テラスで行った料理教室では、
五感をフルに使って食を楽しんでもらいたいと思い、
まずはインド料理に欠かせない多種のスパイスに触れてもらうことから始めました。
見て、触って、香りを嗅ぎ、かじったり、なめてみたり・・・。
スパイスにはたくさんの効能がありますが、頭で覚えなくても自身の五感を駆使し、
身体の変化を感じればそれらを知ることは可能です。

皆さん初めてスパイスを真剣に味わうということを体験されて、硬かった表情が様々に変化し、
自然と笑顔がこぼれているのが印象的でした。

続いて、南インド菜食の中からタマスフードとラジャスフードに相当するものを各1品ずつ、
デモンストレーションでご紹介しました。
メニューは野菜をヨーグルトで和えたライタ、
南インドの定番カレーである豆と野菜たっぷりのサンバル。
どちらも短時間で作れる夏にお勧めのメニューです。

最後は出来上がった食事を皆さんと一緒にいただきました。
講義を聞いて理解を深めた後にいただく食事は、
また違ったものに感じられたのではないかと思います。

今回のWSをきっかけに、ヨガをすることと同じように、
食を通して、心身の健康と調和を整えていただけたら嬉しいです。

Kazue & Chihiro