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デリーで感じるインドタイムと10ルピー
デリーと言えば、インドの首都。デリー空港と言えば、日本の成田空港のようなもの。
しかし・・・、成田空港を想像していると、イメージはだいぶ違うかもしれません。天井から雨漏りしていたり、いたるところが工事途中だったり、時間関係なく人が溢れて混雑していたり・・・。警備はとても厳重なので、空港内に入る際は必ずチケットを見せなくてはなりません。そのため、しつこいタクシー運転手や客引き、チップをねだる人は、いません。1歩外に出ると、すごいですが。。。
私は、デリーで国内線に乗り換えました。デリー空港は、国際線と国内線が約10キロほど離れたところにあります、とても不便。
悪いことばかりでも、ありません。1時間に1,2本と少ないのですが、無料のシャトルバスがあります。シャトルバスに乗るには、荷物を受け取った後、空港正面出口の手前左側に、バスの待合場所があります。そこへ入るのにも、国内線のチケットを見せる必要があるので、チケットは予約あるいは購入しておいた方がいいでしょう。バスはシートが壊れていたり、窓がなかったりと、あまりキレイではありませんが、これが結構いいものです。バスに揺られながら、「あぁ~、インドに来たな」と実感できる瞬間です。タイやベトナム、インドネシアなどなど、たくさんアジアの国々はありますが、インドはその中でも「異国に来たなぁ」と実感できる国です。日本の文化と重なるところを感じつつも、インドには「これぞインド」と主張する何かを、街や人、建物や自然、いたるところで感じます。バスの中で、目に飛び込んでくる風景、独特の臭い、鳴り響くクラクションの音・・・五感を使ってインドを感じることができます。
よく「インドタイム」という言葉をききますが、まさにその通り。今回私が乗った、デリーからムンバイに向かう国内線は、およそ1時間も遅れていました。「飛行機が遅れるなんて・・・」と思ってしまうのは、大間違い!?インドの皆さんは、いたって普通。まさに、インドタイム。しかも、空港内の売店で腹ごしらえに、サモサ&ジュースを買ったところ、ルピーに換金したばかりで小銭がなかった私に、店員さんは何も言わず当たり前のように、おつりをくれませんでした。おつりを請求したところ、「小銭がない」とあっさり拒否。小さなお金を持っていなかった、私も確かに悪い。換金した際には、すぐに小さなお金(10ルピー)をもつことをオススメします。