バリ島ヨガリトリートVol.2 自分への最高のご褒美

By Chihiro・09月24日,2011

リトリートでは、参加してくださる皆さんと
ゆっくり話したり、時間や体験を共有することができます。

いつもスタジオにお越しいただいている方でも、
クラスの前後では、なかなかゆっくりとお話しすることができません。

リトリートでは、一緒に食事をしたり、
のんびり自由時間を一緒に過ごすことができるので、
いろいろな話をすることができます。

今回のリトリートは、毎朝の朝食を皆さんと一緒にいただきました。
朝のアーサナクラスが終わった後、食事をしながら、
皆さんの身体の変化や、アーサナのこと、質問など
ゆっくり時間をとることができました。

また、日中のアクティビティの予定など、みなさん楽しそうに話し合っていました。

このリトリートではじめて出会ったという方々も、
すぐにうちとけて、ヨガフレンドに！！一緒に旅を楽しむ計画を立てていました。

ベジタリアンミールのディナーでは、皆さん、様々な話をされていました。

バリは、インドと一緒のヒンドゥー教が多い島です。
バリヒンドゥーは、インドとは少し異なるところもありますが、基本は同じです。

街中には、たくさんのテンプルや石造があります。
シヴァやガネーシャなど、たくさんのヒンドゥーの神様達が
いたるところに祭られていて、
バリニーズの信仰深さを感じ取れます。
そんな、バリの地だからこそ、
純粋に、宗教や哲学について、
皆さん各々の価値観や意見を話していました。

異国の地で、その文化や歴史、人々の暮らしに触れることで、
私達は、いろいろなことを思い、改めて自分達の生活を考えさせられます。

普段は、のみ込んでしまいそうな
湧き上がってきた疑問や、新しい価値観など、
そういった突き上げるような感情や体験を、
リトリートという〝素直に自分を表現できる場〝
だからこそ、自由に話ができるのだと思います。

私自身も、ヨガのクラス中だけでなく、
このように皆さんと一緒に過ごす時間をゆっくりもてたことが、
とても楽しかったです。
そして、たくさんの発見がありました。

また、今回のリトリートでは、
皆さんで一緒にテンプルへ行ったり、沐浴もしました。

沐浴は、かなり水が冷たかったけど･･･
みんなで一緒にできたことが、とても良かったです。

このテンプルでの沐浴は、山から湧き出る聖水で清めるものです。
信仰心の深い地元の人たちは、毎日ここへやってきて沐浴したり、
お祈り用の水を汲んでいきます。

10個以上ある、聖水の沸き口を一つずつ礼拝し浴びていきます。
かなり寒いので、みんな「寒い！」と震えながらも、
この〝苦行〝を終えるころには、身も心も清められて、
晴れやかになっていました。

〝苦行〝も仲間と一緒にすると、
がんばっている仲間の美しさを知ること、
がんばっている自分を見守ってくれている存在を知ることができます。

沐浴後は、みんなでバリスイーツで一休み。
バリスーツは、無添加で素朴なお菓子がいっぱい。
とっても美味しいです。

最終日、お別れの朝の食事では、皆さんこのリトリートの感想を
一人ひとり、話してくれました。

「ヨガやヘルシーな食事で、デトックスされて身も心もスッキリした」
「みんなで一緒にヨガをできたことが、楽しかった！
　ヨガのように体験を通じて理解できることは素晴らしい」
「朝に弱いのが、日に日に朝のアーサナクラスで変化していった」
「皆さんと仲良くなれてよかった」
「こころから開放された」
「癒された～！仕事のことをすっかり忘れてしまいました」

などなど。皆さん、いろんな体験が得られたようでした。

体験というのは、何よりも大きな自分へのご褒美だと思います。

自分へのご褒美で、洋服やブランドのバック、時計を買ったり
することがあるかもしれません。
そいうい物は、一瞬は心を満たしてくれるかもしれませんが、
すぐに色褪せてしまいます。

身体の変化や、身体がよりナチュラルに健康になった体験は、
いつになっても色褪せることがありません。

こころが開放され、自由になった経験は、
忙しさや、時間、感情、物質からの縛りから、
自分を自由にしてくれる術を教えてくれます。