SISPへ行ってきました!

By Chihiro
SISP

今年も、残すところあと2週間…なんて、はやいんでしょう~!!

毎年ながら、今年やり残したことに追われる年末です。
その中に、もちろんあるのが、ブログの更新です…
インドにいる間に、ブログのために~♪ と思って、
撮ったたくさんの写真も、今となっては、日の目を見ることはなさそうです。

せめて、コレだけはお伝えしたい!! と思い今年のうちに、ブログを更新します。

早朝に行っていたチャリティークラスのこと

朝6:30からのという時間だというのに、
ご参加いただいた皆さまありがとうございます。
しかも、今年の春ごろから、渡印する8月末までの
短い期間にもかかわらず、おかげさまで
19860円の募金を集めることができました。

さらに、ボランティア活動の一環として行っている、
医療機関や福祉施設などへの出張ヨガの謝礼を加算して、
今回は、約5万円の寄付をすることができました!!

寄付先は、以前にご紹介していた、SISP という
南インド ケララ州 コヴァラムにある、貧困な漁村の子どもたちを
対象とした、無償教育を行っている学校です。

インド滞在中に、実際にその学校も訪れました
この漁村は、近隣でも貧困な村として有名です

まだ4,5歳にも満たない頃から、漁の手伝いを強いられ、
学校へ通えない…という現実が今、現在でもあるそうです

そんな、現実を打破したいと思いから、
一人のベルギーの男性が、活動を始めたのがきっかけです。
今でも、彼がプレジデントをつとめ、学校というかたちで進化しています。

訪れて驚いたのが、学校がとても立派なこと。
立派な3階建ての校舎に、小さいですが中庭もありました。
それに、パソコンルームも! 食堂も完備されています。
教室は10名くらいの小さな部屋が、たくさんあり、
年齢別、学力別に小グループに分かれて、勉強しています。
年齢も、4,5歳から20歳まで、と幅広く受けて入れています。

先生たちは、地元のインドの先生たちや、ボランティアで着ている
ヨーロピアンの先生などさまざま。

なにより、驚くことが、公立ではないのということ。
私立の学校なのです。そして、授業料はもちろん、
ノートや鉛筆代、昼食代にいたるまで、全てが無料なのです。

スタッフの方に話を聴くと、学校の運営は、
世界中からの寄付と、子どもたちが休み時間などに創る
工芸品の売り上げでまかなっている、とのこと。


子どもたちがつっくた 廃紙をもとにしたクラフト

それにしても、スゴイ!!

子どもたちの笑顔はすごく明るくて、”貧困”などという言葉を
感じさせないほどでした。

インドでは、いまだに色濃く残るカーストや文化、歴史など
たくさんの問題を抱えています
きっと、私がここで書くことすら、
おこがましいくらいの現実があります。

それでも、インドの、この国の強さを、
キラキラと輝く子どもたちの目の中に、見ることができました。

コヴァラムは、とてもいいサーフポイントでもあります
そして、この学校に通う子どもたちに、ボランティアで
サーフィンを教えているプロサーファーのJellaさん
という方がいます。
サーフィンクラブとして、週末には子どもたちを海へ連れて行き、
サーフボードも無償提供し、スクールをしています。

残念ながら、彼と直接おあいすることはできませんでしたが…
彼が、インドにいない間も、その意思を受け継いで、
週末には、可愛いサーファーたちが、ビーチへ集まってきます。

インドへ持っていった私のボードも、少しでも役に立てばと
彼らに渡してきました。

貧困や格差という、辛い現実に立ち向かう子どもたちにとって、
サーフィンと出会うこと、海に入ることは、
とても意義のあることと思います。
波にまかれること、何かに夢中になること、
海のパワーを感じること、自然の偉大さを知ること、
大きな存在に気づくこと… それによって、
立ち向かうことの強さや、受け入れることの寛容さ、
生き抜くための智慧を学ぶことができるのではないかと思います。

SISPに興味のある方は、詳しくはこちらをご覧ください

最後になりましたが…
これからも、SISPへの寄付を継続していきたいと思っています。
チャリティークラスですが、月曜日から水曜日にお引越しします!
来年からチャリティークラスは…

水曜 6:30~8:30となります

皆さんのご参加をお待ちしております!!

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