認知症デイケア対象ヨガプログラム

By Chihiro

2007年3月7日(水) 精神科病院 東横惠愛病院の認知症デイケアにて、ヨガ教室を行いました。
参加者は、認知症デイケアの利用者さま12名でした。皆さん、集中して参加されていました。
自分の手や、肩、腕、首等、身体の一つ一つの部位に意識を向けながら、ご自分自身のペースで参加されていました。
認知症の患者さまは、何か1つのことに集中することが難しいケースが多いのですが、今回のプログラムでは、飽きることなく真剣に取り組まれていました。
この“ひとつのことに集中”するということは、患者さまに限ったことではなく誰にとっても、実はとても大変なことです。
1つのことに注意を向けようとしても、次から次と他の事が思い浮かんだり、気になったり・・・、私たちの心は常に動いています。何かに無心で集中した時、例えば、拭き掃除をする、野球の素振りの練習をする等、どんなことでも構いませんが、単純な動作を集中して繰り返した後というのは、とても爽快な気分になっていることが多いと思います。
ヨガもこれと同じで呼吸や動作に集中することで、リラックスでき爽快感を味合うことが出来ます。

※kSaNaYogaスタッフは、社会福祉士(MSW)、介護支援専門員(ケアマネジャー)、
精神保健福祉士(PSW)などの医療福祉関連の国家資格等を取得済みです。
医療福祉分野での経験と活動実績を取り入れたヨガプログラムです。
はじめての方でも、安心してご参加いただけます。

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