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2015バリヨガリトリートを終えて Chihiro
バリ島ヨガリトリートを終え石垣に戻ってきました、Chihiroです。
今回のリトリートは、リトリート経験者の方も多く、皆さんクラスも自由時間も自分のための素敵な時間を過ごしていました。
毎年リトリートに参加されている方々はバリ島にも慣れ、現地のヨガクラスにトライしたり、行ってみたかったスパで癒やされたり、お気に入りの町を散策したり…。思い思いの時間を過ごしていました。
そんな時間の中でも、新しい自分の発見がたくさんあったようです。
毎朝のヨガクラスでは、日に日に、皆さんのポーズ、呼吸、視線、ヨガをする姿勢が変化していきました。
最終日に、参加者のお一人から、こんな感想をいただきました。
「いつもは、ポーズを途中でやめてしまうことが多いんです。痛くなったらどうしよう、という気持ちが先にきて、無理をしないで最後まで深めないことが多いのですが、今回のリトリートでは、そういう考えが消え、最後までポーズを深めることが出来ました」
そんな言葉を聞いた私の第一声は、「知っています」。
その方に限りませんが、クラスを見ていて、「もったいない…」と思うことがしばしばあります。
それは、この方のように、「不安」、「恐怖」、「心配」など、様々な考えや感情で、ポーズを自由にとれていない人がいるからです。
リトリートでは、4日間という短い期間ではありますが、正しいアーサナプラクティスが習慣化し、それに合わせて身体が変化します。そして、その変化を実感することで、さらにその体験を深めることが出来ます。
そして、何よりリトリートでは、自分を取り巻く「枠」や「縛り」から解放されます。それは、ポーズを縛っている「怪我をしたらどうしよう?」や、「間違っていたらどうしよう?」という恐怖心、不安からの解放でもあります。
それらの感情、思考の束縛を手放させてくれるだけの、雄大な自然。大きな存在を感じれば感じるほど、人は素直に自由になれます。
ダウンドッグでさえ、恐る恐るやっていた、あるいは「早く4呼吸終わらないかな…」と時間にとらわれていたのが、エーカパーダアドムカシュヴァナアーサナ(片脚を挙げたダウンドッグ)さえマスターしていました。
解放する、リリースすることは、むしろ自分の可能性を広げてくれること。
何度もクシャナのリトリートに参加されている方は、
「ヨガリトリートで、バリやインドにいる時の自分が、むしろ本当の自分のような気がします。東京にいるときは、なんだか暗くて…。リトリートに来ているときは、自然に明るくなれるんです」
そんな、嬉しい感想も。
確かに、自由が丘のスタジオでお会いするときよりも、表情も声も活き活きしています。ヨガリトリートは、自己回帰の旅です。本当の自分を取り戻す旅。まさ に、それをしていらっしゃるのだと思います。けれど、自由が丘でお会いした時にも、その輝きがしっかりと内にあることを、クラスの中、ポーズから感じ取る ことが出来ます。
本当の自分は、いつでも内にいます。
ただ、ストレス、忙しさ、「自分を生きられない」環境の中で、本当の自分を見失いがちなのかも知れません。
だからこそ、本当の自分と出会う、本当の自分を内に実感する、ヨガリトリートが必要なのかも知れません。
また、次回のヨガリトリートは石垣で。
石垣のリトリートは、プライベートのヨガリトリート。
より深く「自分」と繋がれる体験が待っています。
今回、リトリートに参加くださった皆さま、素敵な笑顔をありがとうございました。
Chihiro