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Chihiroのヨガ旅【南インド】Vol.9 ウッディヤプラハ
今日と明日は、インドでは特別な日です。
ウッディヤプラハ(サラスワティプジャー)といい、
学問の神様である、サラスワティにお祈りする日です。
ウッディヤとは、勉強・教養という意味で、プラハは始まりという意味です。
今夜はプジャーという祭壇のようなものをつくって、
パールバティを花や果物などて飾りつけをます。
そこに、自分たちのノートや本、テキストを置いて、
学問成就やさらなる智恵を願います。
みんなで、飾りつけをしたあとは、
ガネーシャのマントラ、サラスワティのマントラを唱えます。
最後に、ビンディーをつけます。
ビンディーはインドの人たちが、よく額につけているもの。
まずは、祭っているパールバティにつけて、
1人1人順につけていきます。
預けたノートや本は、一晩そこに置き、
明日の朝にはそれらがたくさんの智恵をさずけてくれると
考えられています。
なんだか、難しそうな儀式のように聞こえますが、いたってシンプル。
細かいしきたりやルールにとらわれないのが、インド流。
そして、プジャーをつくったり、神様のことをするときは、
何より楽しんでやることが大切だそうです。
こういう機会があると、今 自分が学べることに感謝することができます。
もちろん、支えてくれている人たちや、環境に感謝します。
さらに、今私たちがこうしてヨガを学ぶことができるのは、
はるか昔から多くの人たちが考え、学び、研鑽してきたからこそのこと。
この尊い叡智に、こころから感謝します。