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ヨガインストラクター養成コース通学奮闘記!集中講義1日目
『マタニティ養成コースで何を学ぶのか』

初日、ちひろ先生から「マタニティヨガは出産を楽にさせるためのものではないのです。筋力・体力・精神力を強化する、そんな機会をつくってあげるもの。」
そんなお話がありました。身体と心を強くする。これはマタニティーヨガだけでなくヨガそのものだなと妙に納得したことを覚えています。
私は上の子の妊娠期、まだヨガには出会っていませんでした。選んだ病院で勧められるがままの出産方法をお願いしました。
けれど出産直前まで、出産への不安と共に、この選択が正しいのかどうかの葛藤を抱いたまま出産日がやってきました。葛藤は産後もずっと抱かれたままでした。
ちひろ先生の話を聞きながら、あの頃ヨガに出会っていたらなと何度も思い返しました。そして未知故に、不安や恐怖から心が弱くなっていた当時の自分を思い出しました。
ヨガは力を使って動くことで身体が少しずつ強く変化していきます。そして身体が強くなった分それが自信にも繋がり、心までが強くなることを感じさせてくれます。
きっと、マタニティヨガは「私なら大丈夫。」そんな勇気まで与えてくれるものなんだろうなと感じました。
そしてヨガを通し赤ちゃんとのつながりが感じやすくなったり、どんな出産を望んでいるのかその方向性までもが感じやすくなったりするのかもしれません。
こんな形でマタニティヨガのイメージが変わり始め、そこからの講義は只々興味深いものばかりでした。
もちろん、妊婦さんがどんな動きが出来るのか、週数やマイナートラブルに合わせて行うヨガのポーズやシークエンスを学ぶ時間も貴重でしたが、
講義の中でのちひろ先生のお話、現役助産師から学ぶ妊娠期・出産等のお話の中で、女性の身体の可能性・命の神秘を改めて気付かされる時間が沢山ありました。
それは妊娠経験があるないに関わらず感じさせられるものかと思います。それは私達ひとりひとり、男性でも女性でもみんな母の出産を経て今ここに存在しているから。
私がTTC200に参加したのは7年前、その後双子妊娠・出産を経験しました。
既に出産経験があった私でしたが、初めての双子妊娠に不安がなかったと言えば嘘になります。
けれども、200での学びが私に沢山の力を与えてくれたのも事実です。
だからこそ、当時は双子妊娠前にマタニティ養成コースを受けておけばよかったと悔やむ気持ちがありました。
同時に、今後妊娠予定がなくとも、いつか必ずタイミングが来たら受けようと心の中で決めていました。
そのタイミングが昨年の春でした。4日間の養成コース。
受講前、妊婦さんはどんなポーズが取れるのか、どんなシークエンスが良いのか、
十月十日(とつきとおか)の体の変化にどう合わせてヨガを行うことができるのか、ヨガは出産にどう影響するのか、
そんなことを学ぶ時間になることを勝手に想像しておりました。
けれど、実際はもっともっと奥の深い内容で、私の中で色々なことを考えさせられ気付かされる貴重な時間となったのです。
最終日、一緒に受講した仲間の話を聞き、そして自身の4日間を振り返り、只々涙が止まりませんでした。
それぞれのタイミングがあるかと思いますが、私のタイミングで受講できたこと、本当に良かったと心から思っております。
クシャナヨガインストラクター Hatsumi