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アーユルヴェーダとヨガ Ayurveda&Yoga
私の今いる場所は、南インドにある
Mt.AGASHTE(アガシュテ山)のそば。
この山は、アユールヴェーダ発祥の地として知られている。諸説色々あるけれど・・・。
アーユルヴェーダは、AGASHUTESWARA(アガシュテスワラ)という
神(人)によって創設されたと言われている。
アーユルヴェーダは、ヨガととてもよくリンクしている。
特に、自然やエレメントとの繋がりを扱うSWARAヨガの原則は、
とても似ている。
アーユルヴェーダは、医学として成長をとげ今に至っている。
その叡智は、オイルマッサージや、トリートメントにとどまらない。
独自の薬学、医学を確立し、それらは現代のインドでももちろん受け継がれている。
インドには、アーユルヴェーダ専門の医師がいる。
アーユルヴェーダの原則や真の目的は、
医学、薬学、トリートメントを超えたところにあると思う。
ただ、病気を治す、怪我をなす、健康を維持するという、
個人的な目的にとどまるものではない。
アーユルヴェーダは、薬もトリートメントオイルも全て
ナチュラルなものを使用する。
それは、それを受け取る人にとっていいだけでなく、
自然に配慮している。
そして、その人と自然との調和を大切にしている。
ヨガは、〝Who am I?〝という大きな疑問、テーマに向かうために
考えられた、哲学でありプラクティス、修練である。
自分とはいったい何者か?、何を成すべくして生まれたのか?
そんな自分の本質をみつめるのが、ヨガである。
それに対して、アーユルヴェーダは、
〝How to live?〝 どのようにして生きていくか?
という自分の生を見つめるもの。
そして、その生は繋がっているもの。
何を受け取り、何を残すか…
ヨガもアーユルヴェーダも
人間の個人的なエゴを満たすためではなく、
本質を知るためにあるのだろう。