ヨガクラス探訪【石垣島ヨガリトリート】Chihiro先生

By 広報担当

今回は新年1回目のクラス探訪ということで石垣島でのヨガリトリートについてお聞きしました。

4/29〜5/1まで行われるインストラクター養成コースを体験する3日間のリトリートと今後石垣島で行われる予定のリトリートについてChihiro先生に聞きました。

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>まずは石垣島ではじめてのインストラクター養成コースも11月に終えられましたが、石垣島での生活やリトリートセンターについて教えていただけますでしょうか。

太陽とともに起き、日が沈むともに休む、まさにそんな生活です。現代人の私たちは、知らず知らずのうちに自然な流れから離れた生活をしています。
ここクシャナ石垣島ヨガリトリートセンターでは、そんなナチュラルな生活に戻れる場所になっています。太陽の光や熱で身体が目覚め、アーサナで活性化する。その後、石垣島産の野菜やフルーツのサットヴァ朝食の時間。そもそも午前中はデトックスタイムなので、朝食前の運動やライトでフレッシュな朝食がオススメなのです。日中は海に行ったり、SUPやカヤック、山へのトレッキングなど、石垣島の自然を満喫できます。午後はヨガ哲学の講義や呼吸法、瞑想法のクラスなどを行います。夕方は、しっかりと夕日を浴びます。夕日を浴びることは、身体と心のリセットにとても重要なこと。海に沈む美しい夕日を見て、1日の終わりを身体と心で感じます。すると、自然に心も穏やかになり、深い睡眠へと導かれます。生活が自然流れに還ると、身体も心も自然と癒やされエネルギーに満ちてきます。

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>石垣島ではじめて行われる3日間のスペシャルリトリートについてどのような内容かお教えいただけますでしょうか。
今回のスペシャルリトリートは、ヨガを深めたいという方にとてもお勧めです。インストラクター養成コース(全米ヨガアライアンス認定200時間インストラクター養成コース)に興味はあるけど…という方にぜひご参加いただきたい内容です。通常のレギュラークラスですと、ヨガを体験することがメインになります。しかし、養成コースのような講座ですとヨガ哲学の講義もあり、ヨガを学ぶことが出来ます。もちろん哲学だけでなく、アーサナ一つ一つについても講義でじっくり学ぶことが出来ます。普段何気なくとっていたアーサナ、あるいは無意識にしていた呼吸、なんとなくとっていたムドラー(手印)など、それら全てには意味があること、ヨガの思想や哲学に裏付けられているのを知ることが出来ます。このリトリートでは、まさにヨガを知識と体験の両輪で学ぶことの出来る3日間。養成コースの1日をそのまま体験できます。養成コースの中でも人気の高い、3時間のアーサナプラクティス、サーンキャ哲学の講義やアーサナリサーチのクラスを受講することができます。

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>今後の石垣島のヨガリトリートはどのような形で行っていかれるか構想などありましたら教えていただけますでしょうか。

基本的には、2泊3日3クラスの個人ヨガリトリートをベースに行っていきます。2名様から4名様の小グループが対象となり、セミプライベートのヨガレッスンを行うことで、丁寧なフィードバックが可能となります。石垣島滞在中だけでなく、ご自宅に帰られてからも、自身と向き合うスキルや身体や心を整えるためのヨガメソッドをお伝えし、お持ち帰りいただけます。

贅沢な旅行、買い物中心の観光というよりかは、本当の自分を取り戻すためのヨガ旅が、クシャナがお届けする石垣島ヨガリトリートです。外からの装飾で身体や心を満たすのではなく、内からやってくる喜びを感じられるヨガの時間が待っています。

 

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>千比呂先生が感じられているヨガリトリートの魅力や最後に会員様にメッセージがあればよろしくお願いします。

現代において、ヨガリトリートはとても必要なことだと思います。多くの方が無意識のうちに、疲れたり、過度なストレスを抱えていたり、本当の自分を見失っていることが多いのではないでしょうか?

私たちは、社会に守られ、互いに助け合いながら生きています。しかしながら、現代においては、その社会の力、領域は増大しています。例えば、町に一歩出ると、必ず信号につかまります。信号のおかげで、安全に歩くこと、車を運転することが出来ます。けれど、逆を返せば自分のペースで前に進むことが許されないのが現代社会です。それは、無意識のうちに自分の進むペースや方向さえも見失ってしまいかねない、そんな危険をはらんでいるのかもしれません。ここクシャナ石垣島ヨガリトリートセンターでは、信号よりも先に海にたどり着きます。一番近くのコンビニへ行くにも、信号がやっと1つでてくるくらいです。こんな話をすると、都内の渋滞を日々経験している多くの人たちは、「なんて羨ましい」と言うことでしょう。

現代においては、“あること”よりも、むしろ“ないこと”の方が贅沢なのかも知れません。

クシャナのヨギーの皆さんが、ヨガのクラスで経験されるように、ヨガは雑念や様々な心の縛りから解放してくれます。まさに、心の中の“ある”を“ない”にしてくれているのです。だからこそ、たくさんの“ある”に囲まれている現代人の私たちには、より深い“ない”体験を与えてくれるヨガリトリートが必要なのです。

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