クシャナ石垣島ヨガリトリートセンターから、【Yoga Retreat Village, kSaNa】へ

By Chihiro

こんにちは、Chihiroです。
来年、クシャナヨガは10周年を迎えます。
その中で、大切にしてきた一つが、「想いをカタチにすること」。
想いとは、会員様、お客様の想いです。
その想いに応えるのは、それをカタチにすることです。
「ヨガはマットの上だけではない」よく聞く言葉です。けれど、それを話してくれる人は多いかもしれませんが、それを本当の意味で教えてくれる人、体験させてくれる機会、実践し学べる場所はなかなかありません。口で言うは易し、です。ポーズだけでなく、呼吸法や瞑想などのメソッドだけでもなく、哲学や思想、生活、人生に関わる様々なことを教え、実践をともなうものがヨガです。
「ヨガを知りたい」、「ヨガの真髄にふれたい」そんな想いに応えたい、その想いをカタチにしたい、とクシャナは石垣島にヨガリトリート施設を開設しました。
「本物を伝える」これも、クシャナが大切にしてきたことです。ヨガの学びや体験は、言葉だけでは伝わりません。言葉はとても便利なもので、人から人へ簡単に伝わっていきます。けれど、そこに実があるかは、不確かです。私たちクシャナヨガでは実の伴うもの、本物のヨガをお伝えしています。
ヨガリトリートを初めて早8年ほど。現代の社会には、必要なものだとより強く感じています。身体や心をヨガを通じてクリヤにし、本当の自分を取り戻す旅。その旅の舞台に妥協があっては、いけない!また、ヨガインストラクター養成コース(TTC)も回を重ねて14期の生徒さんたちが卒業していきました。TTCの中でも、ヨガを学ぼうとしている人たちの、その本気に全力で応えたい!そういう想いで、この石垣島ヨガリトリートセンターの開設に着手しました。最初は、ホテルやアコモデーションを借りて行うのも一つの方法かと考え、色々と探しみました。しかし、実際に足を運んでみると、確かにスペースはあるけど、「ここがヨガに最適か?」という疑問が残るところばかり。レストランの空きスペースや会議室、宴会場、普段は他の用途に使われている場所ばかりです。どれも、これも、ヨガのために創られた場所ではない。皆さんのヨガをする特別な時間を、もっと大切にしたい!その想いで、施設をつくることを決めました。場所の選定、建物の設計、ユティリティー棟、施設内の配置、庭のデザインなど、決めること、作ることは多々ありましたが、イメージをすると、自然にそれらは浮かんできます。ここを訪れたお客さまがヨガをしている姿、庭を散策している姿、縁側で読書をしている姿、ウッドデッキで友人と話している姿、食堂から海を眺めている姿、たくさんの姿が浮かび上がってきます。現在、ここクシャナ石垣島はリニューアル工事中です。現在のヨガスタジオ棟に加え、宿泊棟がリニュアルし、総合受付エントランス、ヨガ的ベジタリアンフードが食べられる【命草(ぬちぐさ)カフェ】もオープンします。リニューアルオープンは来年2018年5月1日(予定)です!名称も、クシャナ石垣島ヨガリトリートセンターから、【Yoga Retreat Village, kSaNa】へと生まれ変わります。

それは、24時間ヨガをする人のための場所。自然のサイクルで起床し、アーサナプラクティスから一日が始まり、島野菜、島フルーツを使ったヨギーのための朝食をいただく。ただのんびりと敷地内のベンチに腰掛け、風の流れや緑の動き感じ、鳥の声を聴く。しぜんと心が安らぎ、それはヨガの哲学書を読んでいるような生活そのもの。夕暮れ時には、海に沈みゆく夕日を眺めながら、リラクゼーションや、呼吸法、瞑想法のクラスも体験できる。

旅行をしていると、日常の自分と旅先の自分、二人に出くわします。どちらが本当の自分か?
旅という非日常にいる自分が、いつもとは違う自分で、日常が本当の自分と思ってしまいがちかもしれません。けれど、本当にそうでしょうか?色々な役割や肩書にとらわれ窮屈になっている自分、様々な感情や想いを押し殺して我慢している自分、自分や他人から作り上げられた「自分らしさ」の中にいる自分…。むしろそれらの方が、本当の自分ではないかもしれません。Yoga Retreat Village, kSaNa が目指すのは、この地を訪れた人が本当の自分に還れる場所です。そして、日常の自分とここで見つけた本当の自分とが重なる - 。
皆さまの想いを胸に、今日もリニューアルの準備を頑張っています。

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